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標的

単行本

標的

標的

[出版社]
文藝春秋
[発売日]
2017年6月29日
[ISBN]
978-4163906676
[価 格]
1,750円(+税)
amazon/標的
あらすじ
舞台は東京地検特捜部。そこへ一つの告発がもたらされる。
その告発は、若さと美貌で国民的人気を誇り、日本初の女性内閣総理大臣の呼び声が高い厚生労働大臣・越村みやびに関するものであった。
早速、告発者に接触する冨永であったが、そこには永田町に蠢く者たちの思惑が錯綜していた――。
文庫本
標的

標的

[出版社]
文春文庫
[発売日]
2019年12月5日
[ISBN]
978-4167913960
[価 格]
780円(+税)
amazon/標的
作者の思い
『ハゲタカ』以外のシリーズ作を!目指してスタートした検事・冨永真一シリーズの第2弾をお届けすることとなりました。
東京地検特捜部に席を置く冨永が、今回挑むのは、国民的人気を誇る日本初の女性総理候補越村みやび――。彼女は、20代で初当選を果たして以来、一貫して社会福祉制度の充実に尽力してきました。そして、高齢社会の切り札と呼ばれるサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の問題を改めるために奔走しています。
そんな彼女に持ち上がる収賄疑惑。しかし、調べれば調べるほど謎は深まり、背後に永田町の闇と政治家や彼らに纏わり付く利権屋の影の存在が――。
情に走らず先入観に囚われず、冨永は真相究明に突き進みます。
知っているようで、秘密のベールに包まれている日本最強の捜査機関・東京地検特捜部の捜査の流れを徹底的に掘り下げることにもこだわった新作にご期待下さい。

〈2017年6月〉

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