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真山とそのスタッフ達が、小説を制作する過程で行った調査や分析のリポートを紹介。

テレビ東京 ドラマスペシャル「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲」特集 撮影現場レポート1

2016/07/21

朝から激しい雨が降りしきる中、横浜市青葉区の某学園キャンパス内で、真山ドラマ初出演の撮影が行われた。
真山が演じるのは、主人公・冨永真一(玉木宏)が、東京地検特捜部入りを決定づける幼女誘拐殺人事件裁判での裁判長だ。

「裁判長のイメージをちゃんと作らないと」と前日に髪を短く切った上で、「中学生以来」という髪を七三に分ける入れ込みよう。
同学園キャンパスには、GHQがBC級戦犯の裁判にも使用したという元横浜地方裁判所陪審員法廷が移築されていて、その法廷が撮影現場となった。
裁判官が身につける黒一色の法服を身につけると、真山の顔にも緊張感が浮かぶ。

初出演のシーンは台詞付きで、緊迫が高まる法廷で、冨永演じる玉木さんと真っ向から対峙する“大役”だ。

1台のカメラでドキュメンタリータッチを意識したという若松監督の指示の下、リハーサルと本番が繰り返される中、真山はずっと裁判長席からドラマの中に入り込むために集中している。やがて、真山の台詞の場面が――。

「ものすごい緊張感の中で、素人の私がドラマの良い緊張感を潰してなるものかという一念だけだった」と撮影後語った真山は、若松監督から一発OKをもらい、初出演を無事に終えた。

「過去の映像化作品の際にも、撮影現場にお邪魔したが、見るのと演じるのでは大違い。こんな緊張するものかと痺れました」と初体験を振り返りつつも「裁判長の心境が分かったので、いつか裁判長視点の作品も書かないと」としっかり成果も手に入れたようだ。

裁判官が身につける黒一色の法衣を身につける真山
裁判官が身につける黒一色の法服を身につける真山
  緊張感が漂う撮影現場
緊張感が漂う撮影現場
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